県内ものづくり企業の新たな価値・製品の創出に向けた「デザイン思考による課題発見型ものづくり勉強会」を開催しました。
●テーマ:農業との新しい関わり方を提案するもの
●日程:2017年10月~2018年2月(全6回)
●会場:山形県工業技術センター ものづくり創造ラボ
●講師:株式会社コンセント 長谷川敦士氏、赤羽太郎氏
●参加企業:県内企業9社10名
●主催:山形県工業技術センター
勉強会では、営農者へ直接インタビューを行い、農業の取り巻く環境を理解・共感するところから、仮説を立て、アイデアを創出し、プロトタイピングを作って検証するという「デザイン思考型ものづくり」を体験しました。
<STEP1:共感>
営農者に直接インタビューを行い、抽出した要素を付箋に書き出し、チームで共有しました。
<STEP2:課題定義>
ターゲット像のペルソナを作成し、問いを立てることで、課題を定義しました。
<STEP3:発想>
ブレインストーミングを行い、様々な視点からアイデアを拡散・分類・共有しながら深めていきました。
<STEP4:試作>
プロトタイピングとして、アイデアを実装した時のストーリーを、6コマ漫画風のビジュアル(ストーリーボード)にまとめました。
<STEP5:評価>
ストーリーボードを基に更に具体的なシナリオを作り、寸劇によるプレゼンテーションを行いました。
今回の勉強会を通じて学んだノウハウを、それぞれの企業に持ち帰り、新たな価値や製品を創出する際に実践してほしいと思います。
工業技術センターでも、デザイン思考による製品開発支援を行っています。お気軽にお問合せください。