やまがたのデザイン

山形エクセレントデザイン2021表彰式/デザイン相談会

集合写真

令和3年12月16日、やまぎん県民ホールにて【山形エクセレントデザイン2021表彰式】を開催しました。

式では、実行委員長の吉村知事に代わって、平山副知事から受賞企業に賞状とトロフィーが授与されました。長谷川審査委員長からは「山形のデザインの技術力、実現力を感じた審査だった。象徴的だったのは、今回からサービスやビジネスモデルなど、応募対象がコトにまで広げられ、その中で大賞となった「買い物支援システム」。山形は実験するのにちょうど良い規模なので、新しい循環やシステムを構築し、全国、世界に対して成果を打ち出していくポテンシャルがある地域だと感じた。また今回は、一般消費者向けではなく企業向けの「STON3」や「チャッキングヒーロー」が受賞した。企業向けのデザインにおいても、取引先の相手の困りごとや実際の状況、作業工程はどうなっているのかということに着眼したことで素晴らしいデザインに繋がっていった。使う相手を見るのはデザインの基本。高い技術力やポテンシャルに加えて、実利用環境を踏まえていくと、まだまだ新たなイノベーションが起こりうる。こうした取り組みが加速されることを期待している。」と講評をいただきました。

大賞を受賞した株式会社チャンピオンの高橋代表取締役からは、「弊社では「地域を元気にすること」をビジョンに掲げている。買い物は現在はインターネットを通して簡単に出来るが、高齢者にとっての買い物は、暮らしの質を保つためにも大切なもの。単に品物が届けば良いということではなく、お客様をサポートする人がいてこその買い物サービスを考えた。今後もお客様の様々な声を聞いてブラッシュアップしていきたい。」と受賞の喜びを話されました。

表彰式の後は、同会場に展示した受賞製品を囲みながら交流会を行い、審査委員や受賞者同士が自由に語らいながら交流を深めました。

 


【個別デザイン相談会】
表彰式同日の9:30~14:10までは、応募者が審査委員から直接アドバイスを受けられるデザイン相談会を開催し、応募企業11社が参加しました。今後のブラッシュアップに向けそれぞれにヒントを得られ、充実した会となりました。

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