令和元年12月2日、県産業創造支援センターにて【山形エクセレントデザイン2019表彰式】を開催しました。
式では、実行委員長の吉村知事から受賞企業に賞状とトロフィーが授与されました。赤池審査委員長からは「大賞の〈ペレットストーブOU〉や〈やまがたマリアージュ〉のように、これからのものづくりには、他の企業や地域資源などの価値を掛け合わせ、共同でブランディングしていくことが重要な戦略になってくる。また、阿部産業の〈帆布バブーシュ〉やツルヤ商店の〈nejiro〉のように、自社のものづくりのコア技術をデザインで深堀して新領域に挑戦することも大切。今後ますます、山形で戦略的なマリアージュが形になることを願っている」と講評をいただきました。
大賞を受賞した株式会社山本製作所の山本代表取締役からは、「〈OU〉は、開発当初から林工連携で進めようと、山形鋳物や県産材を使うことを考えていた。成形合板との組合せは難しい部分もあったが、デザイナー含め何度もやり取りをして形に出来た。温暖化防止や山形の森林再生、県が進めるモリノミクスの成果に繋げていきたい」と受賞の喜びを話されました。
表彰式の後は、同会場に展示した受賞製品を囲みながら交流会を行い、審査委員や受賞者同士が自由に語らいながら交流を深めました。
デザイン相談会
同日の午前中、応募者が審査委員から直接アドバイスを受けられるデザイン相談会を開催し、応募企業4社が参加しました。今後のブラッシュアップに向けそれぞれにヒントを得られたようです。