デザ縁2025 山形県内デザイナーによる仕事紹介と交流会

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2025.11.21

デザ縁2025 山形県内デザイナーによる仕事紹介と交流会

令和7年11月6日(木)、山形県内のデザイナーとデザインに関心のある県内企業等が参加する交流イベント「デザ縁2025」を開催しました。本イベントは平成27年に始まり、今回で10回目を迎えました。

県内のデザイン活用を促進することを目的に実施しており、今年は会場を道の駅やまがた蔵王 樹氷ホールに移し、より一般の方にも開かれた形で開催しました。昨年度より多い14組のデザイナーが参加し、多様な専門分野の事例紹介を通じて、より多面的にデザイン活用を知ることができる内容となりました。

 

<オープニングトーク>

オープニングトークでは、ゲストにアイハラケンジ氏をお招きし、「失敗しないデザイン活用の進め方」をテーマにお話しいただきました。参加者からの質問に答える形で進行し、デザイナーと協業する際の基本的な進め方、依頼時に押さえておきたいポイント、著作権の扱いなど、デザイン活用に関する実践的な内容を分かりやすく紹介しました。

「誰に相談すればよいか分からない」「どのように依頼を進めればよいか不安」といった参加者の悩みに寄り添う内容で、デザイン活用の第一歩を踏み出すためのヒントを得られる時間となりました。

 

<デザイナーの仕事紹介>

デザイナーの仕事紹介では、山形県内のデザイナー14組が登壇し、これまで手がけてきたデザイン事例や仕事への想いをプレゼン形式で紹介しました。プロダクト、グラフィック、ウェブ、空間、写真・映像など、多岐にわたるデザイン領域の仕事が紹介され、「どのようなデザイナーと、どのような協業ができるのか」を参加者が具体的にイメージできる内容となりました。

今年は分野ごとに3部構成で紹介したことで、各デザイナーが得意とする分野や表現の特徴がより明確となり、参加者にとって理解しやすい内容となりました。

 

<デザイナーとの交流会>

デザイナーとの交流会では、デザイナーがこれまで手がけた成果品を展示し、参加者はそれらを見ながら自由に交流しました。実物を見ながら話を聞くことで、デザインの質感や工夫、制作プロセスをより具体的に理解でき、デザインをどのように活用できるかを考えるきっかけとなりました。

名刺交換や今後の相談につながるやり取りも活発に行われ、イベントをきっかけに新たな協業の芽が生まれる場となりました。

 

<参加者の感想>

参加者からは、次のような声が寄せられました。
・普段触れる機会の少ないデザイナーの仕事を知ることができ、とても参考になった。
・オープニングトークで、デザインに関する悩みのヒントを得ることができた。
・様々なデザイナーと直接話すことができ、大変勉強になった。
・相談したい内容に対して、適切なデザイナーに出会うことができた。

デザ縁2025は、県内企業とデザイナーが直接つながり、デザインを活用した新たな価値づくりを進めるための貴重な場となりました。本イベントをきっかけに、今後さらに多くの企業・団体とデザイナーの協業が生まれ、山形の産業や地域の魅力向上につながる取り組みが広がることを期待しています。

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<開催概要>

●日時:2025年11月6日(木)13:00~16:00
●会場:道の駅やまがた蔵王 樹氷ホール(山形市表蔵王79-1)
●参加者:42名、デザイナー14組20名(合計62名)
●募集案内はこちら
●参加デザイナー
・青木亮太
・anori
・arki
・太田岳秀
・株式会社川島印刷/心意気デザイン
・クリエイティブLab
・Jun Kikuchi Graphic
・竹永絵里
・合同会社DESIGN STUDIO K
・株式会社デジコンキューブ
・株式会社nanoha
・Brand new day株式会社/クリエイティブ 壱
・株式会社フロット クリエイティブセクション
・株式会社PoliGra
(五十音順 順不同)
※strobelightは、急遽ご都合により欠席となりました。

参加デザイナーの情報は、以下のURLからご覧いただけます。
山形デザイナーリスト