やまがたのデザイン

〈やまがたおみやげ菓子開発プロジェクト〉成果発表会&復興デザインマルシェ出店について

Yamagata_Omiyage2山形県では、県産食材を活かした山形らしいおみやげ菓子をつくるため、昨年7月から、県内の菓子製造企業×アドバイザー×デザイナー×工業技術センターで開発に取り組んできました。

〈プロジェクトメンバー〉
・アドバイザー 中山晴奈氏(NPO法人フードデザイナーズネットワーク理事長)
・デザイナー 小板橋基希氏(株式会社アカオニ)
・菓子製造企業/有限会社結城米菓、株式会社モミの木、株式会社銘菓の錦屋、有限会社木村屋、有限会社グローバルアイ
・事務局/山形県工業技術センターデザインGr、株式会社エーディーバンク、県工業戦略技術振興課
体制図本プロジェクトでは月1回ペースで検討会をおこない、各社が取り組んでみたいことをベースに、ターゲットである女性が〈食べやすい〉〈持ち運びやすい〉サイズ感や容量、味付け、食感などについてそれぞれアドバイスをいただき、最終的にパッケージまで含めて検討してきました。また、初回の全体会議や中間発表会には女性による異業種交流チームにも参加いただき、買い手・もらい手目線からの意見を反映させていきました。
5c 5b 5d


〈成果発表会〉
日時 3月16日(水)14:00-16:00
会場 やまがた藝術学舎(山形市松見町17-1)2f
成果発表会では、中山氏から現在のおみやげ菓子の動向と本プロジェクトが目指してきたことについてのお話の後、各社から開発プロセスを報告しました。
2a 2b
今回お披露目したのは、
◎山形七煎/(有)結城米菓
山形県産の紅花や秘伝豆、ゆうきや秘伝の醤油、ぬた、樹氷など、山形らしい7つの味と形が一袋で楽しめるお煎餅。
1a
◎山形の野菜と果物のチップス/(株)モミの木
山形県産の3種類の野菜(里芋、赤かぶ、にんじん)と、4種類の果物(りんご、庄内柿、ラ・フランス、キウイ)を、素材の持つ色や香り、栄養をなるべく損なわないよう低温真空加工で仕上げたチップス。
1b
◎上杉パイ/(株)銘菓の錦屋
全国的に知名度の高い米沢牛と、上杉鷹山公が栽培や飼育を奨励したことで置賜地域で伝統的に食されてきたうこぎや鯉をクッキー生地に練りこみ、パイで包んだお菓子。
1c
◎だだちゃシリーズ/(有)木村屋
鶴岡特産のだだちゃ豆を独自技術で加工することでこれまでにない濃厚なだだちゃ豆の味と香りが楽しめる餅菓子とダックワーズ。
1d
開発が進むにつれ、商標のことなど各社毎に課題が様々出てきましたが、それぞれにトライを重ねて、無事お披露目することができました。試食会では、参加者から「山形の素材が活かされていて美味しい」「パッケージもかわいい」という意見が多く寄せられました。
2c3b3a


 

〈 復興デザインマルシェ 2016 に出店します! 〉

今回開発した商品のほか、各社の既存商品も併せて販売いたします。試食もたくさんご用意いたしますので、ぜひご意見お聞かせください!

会期 3月22日(火)-23日(水)11:00-19:00
会場 東京ミッドタウン アトリウム(ガレリアB1F)
入場料 無料
出店者 東北地方、茨城県のメーカー、デザイナーなど約35社
http://www.jidp.or.jp/marche2016/

最新記事一覧