株式会社サンカさんは、特殊な方法で乾燥させた生花をボトルの中にアレンジ、密閉することで長くその美しさを楽しむことができる”ボトルフラワー”を製造 しています。記念日の贈り物として根強い人気があるのですが、このままこの商品だけで大丈夫なのだろうか?そんな強い危機感を持ち相談にいらっしゃりまし た。そこで以下のステップで商品開発を行いました。
経営資源(強み)の見直し
花の乾燥技術はもちろんのこと、従業員全員の花への愛情を資源であることを明確にしました。
ターゲットを明確にしたアイデア展開
従来商品よりも若い女性(20~30代)をターゲットに設定。ターゲットになりきって発想し、野に咲く花をそのまま閉じ込めたような自然さをテーマにしました。
新技術を開発しながらの試作
これまでやったことのなかった茎の乾燥にチャレンジ。同時に余白を活かしたアレンジメントの技術と感性を磨きました。
展示会等でのプロモーション
バイヤー向け展示会やマルシェなどの販売会にも参加し、反応を直に吸収。SNSやチラシなどでも情報発信に取り組みました。
現在、大手ネットショップ・スタイルストアとその実店舗である東京代官山店、東急ハンズ、美術館のミュージアムショップ等で好評販売中。
インテリア雑誌(全国紙)や地元新聞などのメディアにも掲載され売上げを伸ばしています。